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給油量がちょと少ない?—中国ガソリンスタンドでの計量詐欺

最近、河南省商丘市の永城市と虞城県にある2つのガソリンスタンドで、ソフトウェアを使用した計量詐欺が発覚し、社会的な注目を集めています。

これらのガソリンスタンドでは、計量機が示す量よりも少ない燃料を給油していました。そして、国が規定する誤差の3倍にあたる1.02%の計量誤差が確認されました。

さらに、税逃れの手段としても違法なソフトウェアが利用しており、実際の給油量を操作することで課税を逃れていました。

中国は燃料給油機の管理と監督を強化する法律を整備しています。しかし、監督が強化される一方で、計量機の改造はより巧妙かつ分かりにくいものとなっており、取り締まりが困難な状況です。

事態の解決に向けて、一部の地方政府はデジタル技術を活用した新たな監視方法を開発したり、市民の監視活動を積極的に取り入れることで、不正行為の根絶を目指しています。

ガソリンを入れる時、その量が操作されているとは普通は考えないことです。この心理を利用して、消費者を騙そうと考えているのでしょう。

どんなに技術が進歩しても不正が根絶できないことをこの記事から思い知らせられます。厳罰、社会監督の強化、または道徳向上などの取り決みは不正を減らせるでしょうか。

参考:“偷油”又偷税!加油站作弊内幕曝光

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