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「水が420円!」高すぎる音楽フェス 安徽省当局が調査開始か?

最近、安徽省合肥市で開催されたエレクトロニック・ミュージック・フェスティバルに関して論争が巻き起こっています。

このイベントは人気インフルエンサー「瘋狂小楊哥」を擁する企業「三只羊グループ」と武漢のメディア企業が共同で主催したものでした。このフェスで観客からは入場料に加えて飲食物の価格が法外に高いとの声が多数上がっています。

例えば、1杯の水が20元(約420円、1元=21円)、1本のレッドブルが28元(約588円)と報じられています。中国の物価水準で考えれば、確かにかなり高額といえる価格設定です。

この高額な料金設定に対して、多くの観客が不満を表明し、合肥市の市民相談窓口には多くの苦情が寄せられ、市場監督管理部門による調査が予定されているとのことです。

中国では、エレクトロニック・ミュージック・フェスティバルが若者の文化として急速に普及しています。インターネット上での影響力が強いインフルエンサーが関与することでフェスはさらに注目されるようになります。

一方、こうした文化イベントが地域経済に与える影響は大きく、適正な価格設定と透明性が求められることとなるでしょう。

中国の若者文化とエンターテイメント産業が抱える課題を映す事例として、このフェスティバルが注目されています。

参考:一杯纯净水20元?网红疯狂小杨哥参与举办的电音节被指宰客,当地回应

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