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蜜雪氷城(MIXUE)の22円の氷が話題に!中国の氷市場の新たな風

中国の大手ティー飲料チェーン「蜜雪氷城(MIXUE)」が、消費者に驚きを与える価格の「カップ氷」を発売しました。わずか1元(約22円)です。

「蜜雪氷城」は、すでに中国国内で3万店以上を展開しており、その膨大なネットワークを活かして、新製品を迅速に市場に投入しています。

このカップ氷は、飲料の付属品として提供される氷を独立商品として販売するもので、低価格で消費者の関心を引きました。

消費者からは「コンビニの氷は3元なのに、蜜雪氷城はたったの1元」、「これからはあなたが私の移動式製氷機」といったコメントが寄せられているようです。

しかし、蜜雪氷城の全店舗でこの食用の氷が手に入るわけではなく、一部の店舗ではまだ導入が遅れているようです。また、商品がオンラインで発表されたにもかかわらず、多くの店舗ではまだスタッフがこの新製品の存在を知らないという問題もあります。

中国では氷市場は急速に拡大しており、特にティー飲料やアイスクリームブランドがこの分野に参入しています。例えば、ミネラルウォーター大手「農夫山泉」が、食用氷やカップ氷を市場に投入しています。

中国市場は価格競争が激しく、消費者はコストパフォーマンスを重視する傾向があります。蜜雪氷城の1元カップ氷は、このニーズに応える形で登場しました。

蜜雪氷城の1元アイスカップのような革新的な製品が登場することで、一気に価格を突き落しています。

中国の食用氷は近年爆発的に成長しています。ある企業のカップ氷の売上数は2022年までは100万から200万杯しか売れないのに対し、2023年には5000万杯売れました。

2024年6月16日時点で、中国国内の製氷工場は2023もあり、その内、3年以内に設立したものは490もあります。

中国のカップ氷の市場はまだまだ成長の余地が大きく、今後も新しい製品やサービスが登場することで、市場の多様化と拡大が期待されます。

出典:蜜雪冰城推1元冰杯,农夫山泉冰杯铺便利店,冰杯怎么突然火了?

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