最近、中国河南省開封市の万歳山武侠城で行われているお見合い企画「王婆説媒」が注目を集めています。
王婆と呼ばれる女性が古典小説『水滸伝』の人物を演じながら、独特なスタイルでお見合いを進行しています。
実際に、この「王婆」という人物はここでお見合いの仲介役を6年も続けています。40~50ぐらいのカップルが誕生し、その中には結婚したカップルもいるようです。
このイベントは、特に若い世代から支持を得て、ソーシャルメディアで大いに話題となりました。
しかし、この人気に水を差す出来事がありました。お見合いに参加した劉という男性が、実はすでに結婚しているという事実が発覚し、大きな波紋を呼びました。
彼は企画で他の女性とお見合いをして、その行動がネット上で拡散されると、彼の妻がこれに気づき、自身の結婚証明を公開する事態に至りました。劉氏は後に、この行為を深く後悔しており、妻に対して公に謝罪をしました。
この事件は、現代中国の若者たちの間でお見合いがいかに普及しており、また、それがもたらす倫理的な問題や社会的な影響について議論を呼び起こしています。
若者の結婚問題は中国でも一つの社会課題として取り上げています。しかし、結婚した若い夫婦もまた円満な家庭を築いていくために学び続ける必要があるということです。