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教室エアコン利用にQRコードでチャージ!電気代をどう徴収するべきか?

酷暑の中、広東省の「恵州経済職業技術学院」の教室内で、ある学生がエアコンを使うためにQRコードで支払いを求められることを動画で訴えました。

学生は「教室は大きく、セントラル空調があるが、通常は使用できず、使用するには一回の授業で24元(約516円)かかる」と述べています。この動画は瞬く間に話題となり、多くの不満の声が上がっています。

『半島晨報』によると、同学院の教室に設置されたセントラル空調は、QRコードで支払いを行うことで利用できるようになっています。

教室の壁には「課室空調自費使用の原則」という掲示があり、「学生たちに節電を呼びかけ、資源の無駄を避けるため」と記載されています。

こうした措置は、多くの学生にとって負担が大きく、学費に既に含まれているはずの基本的な施設使用料に加えて追加の料金徴収は不合理だと感じる学生も少なくありません。

動画に対しては、「学校が公共資源を利用して利益を得ているのではないか」との疑念も広がっています。ある学生は「24元もかかるのに、どこにお金が行くのか分からない」と不満を述べ、「一生懸命勉強しているのに、余計な出費を強いられるのは納得できない」と訴えています。

この問題について学院のスタッフは、「以前はエアコンが設置されていなかったが、学生と教師からの要望を受けて設置した。エアコンの電気代を賄う予算がないため、利用者が費用を分担する形にした。」と説明しています。さらに「24元の料金は先払い金であり、実際にかかる費用ではない」とも付け加えて説明しています。

温暖化が進む近年、夏の暑さを耐え忍ぶためにエアコンは不可欠です。その費用について、しばしばトラブルが起きています。

例えば、湖南省のある学校では教室の空調費用として100元を徴収していたことが発覚し、地元の当局が返金を命じる事態となりました。

教育機関は学生に対して快適な学習環境を提供する義務がありますが、そのための費用をどのように負担するかについては、慎重に考える必要があります。教育の基本的な権利と経済的負担のバランスについて、広く議論を巻き起こしています。

出典:学生吐槽教室空调需扫码付费 学校:无力承担此费用

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