上海の公共トイレサービスにおける新たな試みが注目を集めています。有料の便座シートシステムが最近導入されたようです。利用者はお金を払うことで清潔な便座シートを利用できます。
このシステムは特に商業施設やオフィスビルで利用されており、清潔さを求める市民からの支持を得ていると言われています。
このシステムでは、便座を使用するための料金が0.9元(約20円)から設定されています。頻度の高い利用者向けに、1000元(約2万1000円、1元=21円)をチャージすることで13.8万回利用できるプリペイドプランも提供されています。
1000元をチャージするこのプランでは計算上約38年分の利用が可能で、そこまで必要なのかは分かりませんがコストパフォーマンスの良さが市民に受け入れられているようです。
この取り組みは、環境衛生の観点からも評価されており、上海市内での拡大が期待されています。
この事例からは、現代中国の都市部における生活品質の追求と公共サービスの進化がうかがえます。
公共施設の有料化は日本ではあまり一般的ではないため、異なるアプローチから公共衛生を考える一例として興味深い事例です。
出典:上海现付费马桶圈引围观 充1000用13.8万次