中国でEV化の波：新エネルギー車がシェア50%をはじめて超える

2024年4月、中国の新エネルギー車（電気自動車を含む）の売れ行きが注目を集めています。

中国の『毎日経済新聞』が報じたところによると、今年4月は月前半で新エネルギー車の販売台数が26万台を突破し、販売シェアが初めて半数を超え50.39%に達しました。

専門家によると、新エネルギー車はガソリン車と比べて、エンジン、走るときの静かさ、スマートなシステムなどが優れており、価格が下がってくればガソリン車が競争で不利だと予想されています。

また、IT企業「360」の創業者が自らが持つ高級ガソリン車を売却し、新エネルギー車に乗り換えると発表したことも話題になっています。

この動きは中国における新エネルギー車の普及が加速していることを示しており、エネルギー転換への意識が高まっていることも反映しています。中国では自動車の電気化の波がさらに大きくなる可能性があります。

新エネルギー車の普及は、環境問題への対処だけでなく、技術革新の推進力としても期待されています。

また、個人の生活スタイルや消費行動にも大きな影響を及ぼしており、新エネルギー車市場での競争が激化していくのと予測されます。

日本でも新エネルギー車の普及を進めてはいますが、中国のように急速な市場拡大がまだ見られません。これからの中国の自動車市場の動向は、世界の自動車産業に大きな影響を及ぼし続けるでしょう。

参考：新能源车市场占比首超50%，周鸿祎转投国产新能源车