複数の個人メディアが「北海、来賓、賀州などの地域で、運転中に警官に口笛を吹いたり、美女を見たりの理由で運転手が罰金を科された」との情報をSNSに投稿し話題となりました。
しかし、後にこれらの情報はウソであることが確認されました。
『瀟湘晨報』によると、これらの違反が理由で罰金を科されたという画像は、実際には加工されたものであり、SNS上のエンターテインメント目的で作成されたものでした。最終的にこれらの画像はすべて偽造されたものと判明しました。
このような虚偽情報はインターネット上で流布され、フォロワー獲得や集客の目的で作成されています。中国では以前にもこのような加工画像を用いてウソ情報を流したユーザーが処罰された事例があるようです。
インターネットは自由に発言できる雰囲気がありますが、だからといって無法地帯であることが許されるわけではありません。
全てのネットユーザーは不正確な情報を安易に信じたり拡散したりしないように心がける必要があるでしょう。
このニュースはインターネット上での情報の信頼性についての重要な問題を提起しています。
SNSやその他のオンラインプラットフォームでは、情報の真偽を確認することがますます難しくなっています。確認せず、安易に拡散してしまうことで、人に害を及ぼしたり、自分自身も法的な責任を追及されるかもしれません。
日本でも同様の問題が発生する可能性があります。SNSやニュースサイトで情報を受け取る際には、その情報源が信頼できるのかを確認するようにし、真偽を判断するスキルを養うことが私たちネットユーザすべてに求められています。