2024年6月10日、上海虹橋国際空港で発生した出来事が話題になっています。
『極目新聞』によると、中国東方航空のMU5599便で、乗客がハムスターを持ち込んだことが原因で、乗客全員が飛行機から降りなければならない事態が発生しました。
その日の夜、上海から済南に向かう予定だったこの便に一人の女性がハムスターを持ち込んでいました。しかし、ハムスターが機内で逃げ出し、乗務員が機内を捜索するも発見できなかったため、全乗客は一旦下機することとなりました。この影響で、同便の出発は1時間以上遅延しました。
上海虹橋国際空港のスタッフは、確かにハムスターが機内に持ち込まれたことを確認しており、保安検査部門や航空会社によって対応が進められているとのことです。
警察も事件に介入したようです。11日に発表された警察の発表によると、ハムスターを持ち込んだ者に行政拘留処分を下しました。
この事件に対して、ネット上では様々な意見が飛び交っています。一部の利用者は「空港のセキュリティが不十分である」と批判しています。特に、ハムスターのような小動物がどうやって安全検査を通過できたのかに疑問を呈する声が多いです。
近年、中国の航空業界は急速に成長しており、それに伴い保安体制の強化が求められています。正確な原因は究明されていないものの、今回の事件は航空業界におけるセキュリティの重要性を再認識させるものとなりました。
また、動物を飛行機に持ち込む際の規定についても見直しが必要かもしれません。
日本でもペットとともに搭乗できるサービスがありますが、機内で逃げ出したり騒ぎだしたりすれば大問題でしょう。
この事件から学べることは多く、今後の航空保安の改善に繋がることが期待されます。